インフルエンザは、例年11月頃から流行が始まり、1月~3月の間に流行のピークを迎えます。
兵庫県内でも、現在、一部地域で、警報、注意報レベルに達しています。
感染拡大を防ぐため、うがい?手洗いをきちんと行い、できるだけマスクを着用して感染を予防してください。
また、発症の可能性がある場合は、すみやかに病院で診察を受けてください。
「インフルエンザ」の予防
- 流行する前にインフルエンザワクチンの予防接種を受けましょう。
感染後の発症を低減させる効果と発症した場合の重症化防止に有効です。
13歳以上では1回接種を推奨。
- 帰宅したら手洗いを励行しましょう。
手指に付着したウイルスを物理的に除去するのに有効です。
アルコール製剤による手指衛生も効果的。
- 適度な湿度を保持しましょう。
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下します。
湿度を50~60%に保つことが効果的。
- 外出時は、マスクを着用し、人混みはなるべく避けましょう。
- 十分な睡眠とバランスのよい栄養を摂ることを心がけましょう。
「インフルエンザ」の症状
典型的なものでは、発病は急激で高度の発熱、頭痛、腰痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状が現れ、これらの症状と同時に、あるいはやや遅れて、鼻汁、咽頭痛、咳などの呼吸器症状が現れます。熱は急激に上昇して、第1~3病日目には、体温が38~39度あるいはそれ以上に達した後、諸症状とともに次第に緩解し、1週間程度で治癒(ちゆ)に向かいます。(ただし、個人によっては、37.5度前後で、高熱が出ない場合もあります。)
「インフルエンザ」と診断されたら
インフルエンザは学校保健安全法により第2種学校感染症に定められており、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」は出席停止とされています。出席停止期間が過ぎるまでは大学には登校せず、自宅療養してください。大学へは医師の許可を得たうえで登校してください。
出席停止期間中の欠席の取扱いについては各学部で異なりますので、所属するキャンパスの学務担当課にお問い合わせください。
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